サッカー日本代表MF守田英正(26=サンタクララ)が28日、オンライン取材に対応した。

チームは前夜にワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選の中国戦(埼玉)に勝利。4連勝で勝ち点15とし、B組2位の座をキープした。勢いそのまま、2月1日のサウジアラビア戦(埼玉)へ向かう。

-手応え

守田 出場機会をもらっているというのもあるし、チームも勝てていることは充実感がある。タスクとしては、中盤として90分間ハードワークしていかないといけない。攻撃でもアクセントを加えないといけないと思っている。以前より出来たことは多少見られる。タッチミス、パスミス、最後の質はまだそこまで

-インサイドハーフの立ち位置が流動的。ポルトガルでレベルアップした

守田 自分でも、よく分からないところがあって。本職というか適しているのは、アンカーやと思う。生きるという意味ではそこかもしれない。そこで、4-3-3のシステムでやらしてもらって、インサイドハーフの時、逆算してポジションを取っている感じ。ここでいいのかなって動画を見返したり、ただ時間帯的に消えてしまう時間も、前の選手とかぶってしまう時間もある。そこは改善の余地はある。守備はアンカーを(遠藤)航君がやっている。もう1人のインサイドハーフは田中碧がやっている。守備の感覚は似ているから前に人数を掛けられる。今の3人が出ている強みは発揮されていると思う

-目指す選手像

守田 チームメートから信頼される選手。だからこそ、ボールが僕のところに回ってくる。攻撃も守備も全部出来ないといけない。海外だと高さ、パワーで負けていられない。まだまだ物足りなさを感じる。伸びしろがある期待もある。充実感がありながら、もっともっとの意欲が強い

-田中に比べて、前に出る回数が多かった。事前のやりとりがあったのか

守田 これまでの試合で自分がちょっと下りすぎて、3ボランチ的な感じになっていた。リズムがつくれない展開が多かった。前に居続けることは大事かなと。探り探りでやっていた。選手たちのカラーを出すには、多少引いて、スペースを確保してメリハリを出さないといけないのかもしれない

-MF遠藤に追いつきたいと話していた

守田 同じような守備をするけど、デュエル、球際の強さは同じように意識している、学ぶべきポイントかなと思います

-チームの中での立ち位置が変わってきている

守田 ボールをどう回すかは、共有出来ている。対日本だと、中を締めてくるチームが多い。回し方という意味では、うまく出来てきている

-中心選手として

守田 試合に出ているからとかでの変化はなく、間違いなく代表を引っ張っていく一選手の意識は持っている。そういう気持ちがありますし、(吉田)麻也君がいなかったり、冨安がいなかったり、世間的には不安に思うイメージも強い。払拭(ふっしょく)したいし、チームとして自信もある。中心となって、勝利に導くような立場になってきているし、自覚もある。信頼をもらえていると思います