ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦(2月1日、埼玉)を控える日本代表のMF南野拓実(リバプール)が29日にオンラインで取材対応し、昨年10月に敵地で敗れたリベンジを誓った。

昨年10月は完全アウェーの中、攻め込む場面を作ったものの、1点に泣いた。チームのフィニッシャーを担う南野は「シュートレンジは広い方がいい。個人的な感覚だけど、最終予選ではあまりミドルでゴールが決まっていないのかなと思う。狙うことでチャンスが広がることもある。そこも意識したい」と、やや距離があるところからもゴールを狙う意欲を見せた。

チームの陣形は前回対戦は4-2-3-1だったが、直近の中国戦などでは4-3-3を採用。結果を残しながら選手間の戦術理解も深まってきているという。中国戦では自身が入った左サイドで効果的な攻撃が少なかったこともあり「結果で示すしかない。チームの勝利に貢献できればいい」と言葉に力を込めた。