サッカー日本代表FW浅野拓磨（27＝ボーフム）が29日、オンライン取材に対応した。

浅野は27日朝に鼻水、喉の痛みを訴え、中国戦（埼玉）はベンチ外。同日に受けたPCR検査でCt値が陽性パターンの数値を示した。だが、昨年12月に新型コロナウイルスに感染したため、回復後1～2カ月は数値が高い例があり、陽性か陰性か判定できず。28日の再検査で陰性が確認され、練習に復帰した。

浅野の主な一問一答は、以下の通り。

－27日の中国戦に体調不良。どういう経緯だったのか

浅野　前日にちょっと、鼻水が出るなというのは感じていた。でもそこまで体調が悪いとは思っていなかった。試合当日に伝えました。

－喉が痛かった

浅野　喉が痛いわけではなくて、違和感と、一番は鼻水。ダラダラで。起きた時にも止まらなくて、風邪ひいたのかなと思っていました。チームの和を乱す形となって申し訳ない。試合当日にそういうことになり、申し訳ない気持ちと同時に、自分自身に悔しさを感じた。

－風邪と思った

浅野　その前にも、自分のチームでも、公表されていなかったですけど、コロナにかかっていたので、だから問題ないかなと僕自身は思っていて。風邪だなと思っていました。

－サウジ戦に向けて

浅野　前の試合に出られなかったことは、すごい自分の問題でもあって、悔しさが募っている。次の試合に向けて、前の試合の分もいい準備をして、チャンスが回ってきたら、日本の勝利に導く強い気持ちは常にあります。毎試合、自分がやったるぞという気持ちは常にある。

－MF遠藤がキャプテン。リオ五輪のメンバー

浅野　あくまで僕の意見ですけど、キャプテンが誰になろうと、僕自身変わったなと感じることがそこまでなくて、（遠藤）航君もすごいリーダーシップありますし、これまでもキャプテンシーを持ってやってくれていた。特にキャプテンマークが巻かれたからと言って、そんなに変わることはないと思う。いつもいるキャプテンがいないということは、間違いなく、1人1人の意識は多少変わった、上がったとは思う。全員がしっかり自分に責任を持って、自分からいろんな行動を出来たら。全然違和感はなく、見ている。雰囲気も変わりなくやれている。

－FW前田が前回途中出場。役割が重なる部分がある

浅野　一緒にピッチに立つことがあれば、お互いがイメージであったり、強みは似ている分、共有しやすいのかな。お互いを無視してプレーすると、ぶつかることもある。意識し合いながら、すり合わせることは大事。視線を合わせて動きだしの部分も意識しながらやっていきたい。どっちも、どっちもの強みを生かせるようにしたい。

－練習で締まった雰囲気

浅野　若手で代表に入っていた時に比べて、若い選手がピッチ上で声を出すことはあること。中堅、ベテランも刺激される。お互いが、お互いを励まし合ったり刺激する声は出てくる。雰囲気はいい。