U-20(20歳以下)日本女子代表ヤングなでしこが北朝鮮に敗れ、2大会連続の準優勝に終わった。新型コロナ禍の中止を挟んで3大会連続となる決勝進出を決めるなど躍進したが、2大会ぶり2度目の優勝には届かなかった。

チームを率いる狩野倫久監督(48)は「最後1点取れなかったのは非常に悔しく思います」と肩を落とした。立ち上げ当初から「心を動かすこと」と同大会での優勝を目標に掲げて活動してきた。「目標を達成できなかったことを非常に悔しく思いますが、選手が世界の舞台で躍動する姿、それをまた次につながるように、さらに成長した姿に後押しできるようにサポートしていければと思います」と伝えた。

最後まで北朝鮮の堅守を崩せなかった。フィジカルに優れる相手に対して試合の入りで後手に回り、前半15分に先制を許した。左サイドを突破され、失点した。

日本は持ち味のパスワークで対抗するも、出足の鋭い相手の守備に手を焼き、前半を1点ビハインドで折り返した。

なんとしても追いつきたい後半は、準決勝オランダ戦で2発の10番FW松窪真心(20=米ノースカロライナ・カレッジ)や大会5得点の土方麻椰(20=日テレ東京ヴェルディベレーザ)らを中心にゴールに迫るも、得点を奪うことはできずにタイムアップを迎えた。

キャプテンマークを巻いた小山史乃観(19=ユールゴーデン・ダーム)は「自分たちの力不足で点が取れなかった」と涙が止まらなかった。北朝鮮には、今年3月のアジアAFCU-20女子アジアカップ(杯)ウズベキスタン大会の1次リーグと決勝に続いて3連敗。今後はシニアのカテゴリーでも強力なライバルとなりそうだ。