北海道コンサドーレ札幌は18日、札幌・宮の沢で練習を行った。リーグ戦5連敗となった前日の鹿島アントラーズ戦(カシマ)に先発出場した主力組11人は、軽めの調整。最後列中央で守備を統率したベテランMF河合竜二(38)は「下を見ていても仕方がないので、開き直ることが大事。サッカーを楽しむという、原点に立ち戻ってプレーできたら」と、連敗脱出へ前を向いた。

 最大9連敗を喫した前回J1の12年とは、違う感覚を抱いている。「当時は、どうやっても勝てないオーラがあったけど、今はそういうことはない。試合の流れにしても、あとほんのちょっとの差だと思うんです」。勝つか、負けるか。紙一重の差を、いかに埋めていくかが課題だ。「死力を尽くして、勝ち点3を取りに行く気持ちが大事になる」。1週間後に控えた首位柏レイソルとの敵地戦で、連敗街道を抜け出せるか。