J1川崎フロンターレは8日、韓国で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の水原戦でサポーターが旭日旗を掲げ、アジア・サッカー連盟(AFC)から執行猶予付きの無観客試合開催などの処分を科されたことを不服とし、AFC内の委員会に上訴すると発表した。14日までに1000ドル(約11万円)の手続き金を支払い、上訴理由をまとめた書面を提出する予定。

 クラブによると、処分の根拠を問う質問状の回答が4日にAFCから届き、7日付で上訴する旨を伝えた。上訴理由などの詳細は書面提出後に明らかにする。川崎は「旭日旗に政治的、差別的な意図はない」と主張している。