清水エスパルスがホーム連勝を完封で飾った。ガンバ大阪から白星を挙げたのは、09年シーズン以来となった。

 清水は累積警告のためFW鄭大世が出場停止。FWチアゴ・アウベスがケガのため欠場と主戦2トップを欠き、今季初めてFW長谷川とMF金子で2トップを組んだ。過密スケジュールのG大阪は、0-1で敗れた前節5日の鹿島戦から先発4人を変更。FW呉屋は今季J1初先発を果たした。同23分には、MF遠藤が自ら獲得したFKを蹴るが、ゴール左外だった。清水は同29分、金子の左CKから、ファーサイドでDF松原が左足で決めて先制した。さらに同40分、ライン際からMF竹内がクロスを入れ、最後はDF鎌田が頭で決めて追加点を挙げた。前半は清水の2点リードで折り返した。

 G大阪は、後半開始からFW長沢とDF藤春を投入。同6分にはスルーパスに長沢が抜け出すが、清水GK六反が好セーブを見せた。清水は同24分、MF枝村のCKからMFデュークが頭で狙ったが、わずかに枠をとらえられなかった。

 そのまま清水が守りきり、リーグ戦2試合ぶりの勝利。一方、G大阪は今季初のリーグ連敗となった。