Jリーグは25日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開き、J2のV・ファーレン長崎が公式試合入場者数発表を上乗せしていたことに対する制裁を発表した。

 制裁は<1>けん責(始末書をとり、将来を戒める)<2>制裁金300万円となった。観客数の水増し数に関しては、15年シーズン開幕から17年第6節までのホームゲーム全46試合中45試合で、合計約2万人と発表した。公式記録も過去にさかのぼって、全試合で訂正される。

 過去のJリーグでは10年にJ1大宮アルディージャが約3シーズンにわたって入場者数を約11万人多く発表する水増しを行っていたことが発覚し、2000万円の制裁金を科されている。