J1横浜F・マリノスは3日、横浜市内で約1時間30分の練習を行った。

 MF天野純(26)は、前日2日の練習中に発症した右ふくらはぎの痛みが消えず、途中から別メニューで調整した。天野は「(通常メニューを)やろうと思ったけど、痛みがあったので監督と話して(一部の練習メニューを)回避した。初めて痛めた箇所だから、慎重にやった」と話し、アイシング用に大量の氷を持参して練習場を後にした。

 それでも「状態としては昨日(2日)よりも良くなっている。キックは大丈夫みたいだけど、スプリントで痛みが出る。でも、スプリントを求められるポジションだから」と、一定のスピードを持続しながらダッシュ力が求められる、攻撃的なトップ下だけに悩ましい表情を見せた。

 5日の次節アルビレックス新潟戦の出場は、4日の練習次第となる見込み。今季、チームではDF中沢、GK飯倉とともに3人だけしかいない、リーグ戦全試合フル出場を続けているだけに「休みたくはない。明日(4日)は全部やるつもり」と、練習で復調をアピールしたい考えだ。