鹿島アントラーズのエースFW金崎夢生(28)が6日、茨城・鹿嶋市内で仲介人、鹿島の強化担当者の3者で話し合いを持ち、今夏の獲得オファーが届いていたヴィッセル神戸側に断りの連絡を入れる決断をした。

 金崎は「オレがいなくなったとしても寂しくないでしょ? 昨日(5日の仙台戦)は(鈴木)優磨にアシストしちゃって残念だなあ。あとは(強化担当の鈴木)満さんに聞いて」と冗談を言いながら笑顔。鹿島の鈴木満常務取締役強化部長(60)は「残る。『3冠をとる』って約束してくれたよ。期待しなきゃ」と明かした。

 金崎は昨季Jリーグ、天皇杯の国内2冠に加え、クラブW杯準優勝にも貢献。今季もリーグ戦17試合に出場し、6得点を挙げている。