セレッソ大阪の尹晶煥監督(44)が、リーグ戦16試合ぶりの無失点勝ちに手応えをつかんだ。何度も決定的なピンチを迎えたが、守り切った。

 リーグの完封勝ちは6月4日の新潟戦の4-0勝利以来で、尹晶煥監督は「10数試合ぶりに無失点で勝てた。よくない天気の中でも選手は高い集中力を持って頑張ってくれた。攻められる時間帯もあったが、しっかり耐えた。全選手の(無失点の)意識が結果につながった」と選手に踏ん張りをたたえた。

 2戦連続でセンターバックに入った木本恭生(24)も「失点が続いていたから、結果的に0で終われたのはよかった。チームというより、個人的に無失点にこだわりたいと思っていた」と守備陣を代表して胸を張った。