ジュビロ磐田MF宮崎智彦(30)が、明日29日のホーム横浜F・マリノス戦(午後3時、エコパ)にボランチで先発する可能性が27日、浮上した。袋井エコパスタジアムで行われた戦術練習で、本来の左サイドではなくピッチ中央でプレー。ボランチで先発となれば、リーグ戦では今季初となる宮崎は「ポジションがどこでも、チームのために自分の力を出し切りたい」と決意を語った。

 前節アルビレックス新潟戦では、前半25分過ぎからチームのシステム変更に伴い同位置でプレー。名波浩監督(44)から高評価を得た。0-1で惜敗した25日の天皇杯準々決勝横浜戦をテレビ観戦し、「ボールをさばける位置なのでゲームをコントロールして、隙があれば自分も前(攻撃)に出ていきたい」と、今季公式戦2連敗中の難敵撃破へイメージも膨らませた。攻守の要としてチームに勝ち点3をもたらす。【前田和哉】