北海道コンサドーレ札幌がミハイロ・ペトロビッチ氏(60)の監督就任に伴い、クラブハウスの“リフォーム”を行う可能性が12日、浮上した。現在プレスルームとして使用している1室をスタッフルームにするプランが検討されている。クラブ関係者は「(現在の)スタッフルームがパンパンなので」と頭を悩ませている。

 指揮官が浦和時代からタッグを組む通訳兼任の杉浦大輔氏(43)と長嶺寛明氏(37)の2人がコーチ陣に加わる。プレスルームを別に設置することで対応しスタッフのための部屋を広げたい考え。それも指揮官らが快適に指導に集中できる環境を作り出すためだ。

 クラブには、「ミシャ(同監督の愛称)取扱説明書」も浦和から届いている。エスプレッソとブラックコーヒー好きとの情報と、スポーツ紙や専門紙など新聞を用意するようアドバイスされているという。現スタッフルームは机とロッカーなどで手狭だが、増室されればエスプレッソマシンなどを設置するスペースも生まれ「ミシャコーナー」が誕生するかもしれない。J1定着を託す名将への歓迎ムードは高まりつつある。