J2モンテディオ山形が13日、山形市内の諏訪神社で必勝祈願を行った。今季から新加入する外国人選手3人を除く選手26人とスタッフ合わせて約40人が出席。木山隆之監督(45)は「一戦必勝」と絵馬に書き込んで、J1復帰へ決意を新たにした。

 木山体制1年目の昨季は11位。夏場に故障者が相次ぎ、引き分けが17試合と得点力不足に泣いた。オフにはMFアルヴァロ・ロドリゲス(24)、FWフェリペ・アウヴェス(27)、DFジャイロ・ロドリゲス(25)の外国人3選手、さらにJ1神戸からMF小林成豪(24)が期限付き移籍で加入するなど計12人を補強し、攻撃力アップを図った。16日からの一次キャンプ(静岡・御前崎)から新体制がスタートする。山形2シーズン目になる元日本代表MF本田拓也(32)は「また新しい力が加わった。キャンプでコミュニケーションをしっかり取ってまとまれば(J1)昇格できる力はある」と、前を見つめた。