30年目のシーズンが開幕し、INAC神戸が初昇格の日体大フィールズ横浜を2-0で退け、4季連続で白星発進した。韓国代表の美女FWイ・ミナ(26)がリーグデビュー。オフサイドで初得点は幻となったが、5季ぶり優勝を目指すチームで早くも存在感を発揮した。

 イ・ミナが美貌だけでなく、プレーで魅了した。先発して1-0の前半29分にDF鮫島のシュートのこぼれ球を押し込み、場内には「ゴール!」のアナウンス。オフサイドで惜しくも初得点はならなかったが「コンディションは100%ではないけれど、勝ってうれしい」と後半21分の交代まで前線で起点となった。母国では1000人以上のファンクラブ会員を持つ愛称「ミナちゃん」。自宅では自炊を楽しんでおり、キムチチゲを特訓中とか。「(他の選手に)『招待して』と言われる。まだレベルに自信がないので頑張ります」とピッチ外でも結束を深めていく。