J2京都サンガFCが11日、布部陽功監督(44)が退任し、ボスコ・ジュロブスキー・コーチ(56)が監督に昇格すると発表した。布部監督は既に6日レノファ山口戦で不在だったため、ジュロブスキーコーチが代理で指揮を執っていた。

 昨年就任した布部監督はクラブを通して「約1年と4カ月でしたが、みなさまのご期待にお応えすることができなく心からおわび申し上げます」とコメント。ジュロブスキー新監督は「今は本当に難しい状況ですが、我々はまだ生きているし、選手達はいい質を持っています。今すぐに先のことは言えませんが、目の前の1試合1試合を集中して、すべての試合で100%の力を出し切る、ハードワークすること、歴史ある京都のクラブの監督を務めるにあたり、感謝と誇りを持って、選手、クラブと共に戦うことを約束します」とした。

 京都はここまで、2勝3分け8敗でJ3自動降格圏の最下位と低迷している。