清水エスパルスMF滝裕太(18)が29日、4年後のワールドカップ(W杯)出場を目標に掲げた。U-19日本代表のメンバーとしてロシア遠征を終え、この日の午後から御殿場キャンプに合流。ロシアでは日本代表のトレーニングパートナーを務め、日本戦1次リーグ2試合とスペイン-イランの計3試合をスタンドで観戦した。「国を背負って戦う雰囲気が伝わってきました。いい経験です」。

 現地では、日本代表との紅白戦にも出場。得意のドリブルは「通用する部分がありました」と自信を深めた。一方で、他の代表では、W杯で活躍している同世代選手がいることも知り、「夢だったW杯が目標になったので、チームで結果を残せるように練習から全力でやります」と決意を新たにした。【神谷亮磨】