北海道コンサドーレ札幌MF深井一希(23)が7日、札幌・宮の沢で行われた全体練習に、約1カ月半ぶりに復帰した。5月20日神戸戦出場後、左膝痛で別メニューだった。ミニゲームで久しぶりに対人プレーし「特に問題なかったです」と笑顔。18日のリーグ戦再開前に間に合わせ「僕的には大丈夫です。監督次第」と、出場に意欲を示した。

 昨年手術を受けた左膝の痛みと向き合いながら戦っている。試合後など炎症が起こることがあり「毎試合続くなら手術した方がいいけど、そんな簡単に手術を受けられない。瀬戸際」と悩みながら、「うまくコントロールしながらやっていくしかない」と前を向く。

 チームメートからは後れを取ったが、その分「みんなは(深夜で)見られなかったワールドカップの試合はほとんど見られた。勉強になった」とポジティブ思考で、今後のプレーに生かす。