コンサドーレ札幌は磐田にスコアレスドローで3試合ぶりの勝ち点1を手にした。

 前半32分、MF駒井のクロスが相手DFの手に当たりPKを獲得。キッカーのFWジェイが33分に放ったシュートはGKにはじかれ、先制機をものにできなかった。

 後半もゴール前まで迫るも、5本のシュートは決められず、無得点だった。ミハイロ・ペトロビッチ監督(60)は「今日のゲームで足りなかったのは得点だけ。得点していてもおかしくないチャンスはたくさん作れていた」と、振り返っていた。

 前半戦を終えて順位は5位をキープ。指揮官は「もし勝ち点29で終えられていれば満足していたが、2点足りないなという評価」と、17節を総括。「新しい選手の獲得は視野に入っていない」と、今夏の補強をしない方針を示し、現戦力で今季を戦い抜く覚悟を見せていた。