川崎フロンターレが、エースFW小林悠(30)の2得点などで横浜F・マリノスを下し、首位サンフレッチェ広島に食らいついた。

 川崎Fは前半32分、MF守田英正(23)のスルーパスにMF家長昭博(32)が抜けだし、小林へラストパス。小林が冷静に右足で流し込んだ。1-0で迎えた後半26分には、MF中村憲剛(37)のスルーパスをペナルティーエリア内で受け、得意のターンから左足シュート。追加点を挙げた。

 小林は前節浦和戦で7本のシュートを打ちながらも無得点に終わりチームも0-2で敗れていた。今節へ向け掲げていた得点への強い思いを、しっかり結果に残した。

 横浜は直近3試合で11失点と守備が乱れたがこの日は2失点。だが、攻撃にエンジンがかからず無得点で敗れ、3連敗。サポーター席から大ブーイングを浴びた。