残留争いの行方を占う一戦は、ホームの柏レイソルが名古屋グランパスに0-1で競り負け、痛い黒星を喫した。

柏は前半20分すぎまでは鋭い出足とパスワークで名古屋を圧倒し、何度も決定機をつくったが1点が遠かった。反対に35分に名古屋に細かいパス回しからゴール前に進入され、最後はMFガブリエル・シャビエル(25)の左サイドからのクロスボールにMF前田直輝(23)が合わせて先制を許し、最後まで相手の守備を崩せなかった。

FW瀬川祐輔(24)は前半の決定機で得点できなかったことを悔やみ「0-1で折り返して後半に45分ある中で、みんなが中に入りすぎてワイドのポイントが使えなかった。後半の戦い方は考え直さないといけない」と話した。25節の横浜F・マリノス戦から4試合連続得点と調子を上げてきていたが、ここ2試合は無得点。「今日は僕が外しすぎた。反省しています」と肩を落とした。