浦和レッズは10日、横浜F・マリノスDF山中亮輔(25)の完全移籍での加入を発表した。

山中は柏レイソル・ユースから10年にトップ昇格。14年にジェフユナイテッド千葉で1年間プレーし、翌15年から柏へ復帰。17年から横浜でプレーし左サイドバックとして急成長した。J1通算89試合6得点、J2通算23試合3得点。日本代表へは昨年11月に初招集され、デビュー戦となったキルギス戦で、武器の左足ミドルシュートで代表初キャップでは最速の前半2分に初得点を挙げるなど勝利に貢献した。

山中はクラブを通じ「浦和レッズというすばらしいクラブでプレーする機会をいただき感謝します。浦和レッズのために全力で走り、戦うことを誓います」とコメントした。

横浜を通じては「2年前、当時出場機会の少なかった僕にオファーをして頂き、F・マリノスでたくさんの試合を経験したことで、サッカー選手として日々成長を感じることが出来ました。ひとつの目標でもあった日本代表のピッチに立つことも出来、世界の舞台で戦える選手になりたいという気持ちを再認識したのは、言うまでもなくF・マリノスのおかげだと思っています」と感謝し、「本当に難しく悩み抜いた中での決断でしたが、常にチャレンジし続ける環境に身を置き、自分の中にある甘えと正面から向き合うことで、プレイヤーとしてさらに成長することが出来るのではないかと考えました」と移籍への思いをコメントした。