北海道コンサドーレ札幌DF河合竜二(40)が25日、現役引退会見を札幌市内のクラブ事務所で行った。

22年間でJ通算338試合11得点。8年間在籍した札幌ではJ1で45試合、J2で134試合に出場し、5年間主将を務めた。「32歳で(札幌に)来た。若い選手が多かったので常に先頭で、常に全力でやってきた。そこに悔いはないです」と振り返り「会見を開いていただけるような選手でないので人ごとのようで。悲しさより(現役を)振り返ってみて楽しさを感じます」と笑顔で話した。

今後は「コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン」(C・R・C)としてフロント入り。「クラブと地域、企業、サポーターなどのつなぎ役として、夢とか希望を大きく持ってやっていきたい」と表明した。クラブの顔として早速、今日26日にワールドカップ(W杯)ジャンプ札幌大会に足を運ぶという。気になる今季のチームについては「昨年よりマークは厳しく研究もされるが新戦力がこれだけ入った。ACL圏内3位以内にいけると思います」と期待した。