北海道コンサドーレ札幌は22日、筑波大MF高嶺朋樹(3年)の来季加入内定を発表した。U-18まで札幌の下部組織に9年間所属していた高嶺は「思い入れのある素晴らしいクラブでプロサッカー選手としてキャリアを歩めることを、うれしく思います」とコメントした。

主な位置はボランチで、対人の強さと精度の高いキックが持ち味。札幌U-18では背番号10を背負った。大学では2年時の天皇杯でJ3のYSCC横浜、J2アビスパ福岡、ベガルタ仙台のJリーグ勢3連勝に貢献。今年2月には全日本大学選抜メンバーに選ばれた。昨夏には札幌の練習に参加し、2月の沖縄キャンプにも合流していた高嶺は「1日でも早く(チームの)力になり『北海道とともに世界へ』を体現できる選手になれるように頑張ります」と抱負を語った。

来季内定選手は2月に発表された日大MF金子拓郎(3年)に続いて2人目となる。