柏レイソルのケニア代表FWマイケル・オルンガ(25)が2得点でチームの3試合ぶり勝利に貢献した。

V・ファーレン長崎をホームに迎え、1-0の前半17分に1点目。センターサークル付近のMF大谷から出た長いパスに反応すると、長崎のセンターバック2人とGKがお見合いしたのを見逃さず。猛スピードで間に入り、かっさらって左足で無人のゴールに蹴り入れた。

同40分にはチーム3点目となる自身2点目だ。右CKに中央で頭を合わせ、ゴール左へ流し込んだ。後半途中に交代するまで最前線で相手を圧倒。FWクリスティアーノの11本には及ばなかったものの、チーム2位のシュート7本を放つ積極性で攻撃を活性化した。

試合後はヒーローインタビューに登場。「最初からいいゲームができて2点を取れた。積極的に仕掛けて冷静に決められたと思う。でも、まだこれから。連戦になるし、毎日、常に上を目指して最善の努力を続けていきたい」と殊勝に振り返った。

後半は無得点も、DF古賀太陽(20)のリーグ戦初ゴールとオルンガの2発を守って快勝。J1から降格したチーム同士の対決は、昨季J1で17位だった柏が同18位だった長崎を粉砕した。