Jリーグは11日、東京・文京区のJFAハウスで「ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に関するメディア説明会」を実施した。

国際サッカー評議会(IFAB)テクニカルダイレクターのデービッド・エラリー氏を講師に招き、VARの説明と実際の機器を使用してのデモンストレーションを行った。

Jリーグは今年、ルヴァン杯プライムステージとJ1参入プレーオフの最大14試合でVARを導入することが決まっている。Jリーグの黒田卓志フットボール本部本部長は「将来的なリーグでの導入は検討しています。『お金』『審判員養成』『VARへの理解度』の3つのハードルをクリアして、初めてできると思います。VARはクオリティーを高めていくのに有効な手段だと考えていますので、前向きに検討しています」との見通しを示した。