横浜F・マリノスは昨季の英プレミアリーグ王者マンチェスターCと対戦し、1-3で敗れた。

横浜の選手たちは悔しさをにじませつつも、現在リーグ戦2連覇中のプレミア王者との力の差を認めた。同点ゴールを挙げた東京五輪世代のFW遠藤渓太は「差はあったと思うし、世界のトップ選手とやって学ぶことはあった」と振り返った。

イングランド代表DFウォーカーとのマッチアップについては「味方が動いてスペースを空けてくれたので、フリーでボールが入ってくることが多かった」としつつも「圧はすごかった。そこはDFとしてすごいなと思いました」と話した。

3失点しての敗戦となったが、ボール支配率は相手を上回る53%で、シュート数も相手の11本に対して12本と多かった。MF仲川輝人は「相手はひとつひとつのプレーはうまいなと思いましたけど、チームとしてやろうとしたことも通用したし、ポゼッションでかわせればチャンスになっていた」と手応えも口にした。

横浜の戦いぶりは敵将のグアルディオラ監督からもたたえられており、試合後は「横浜はスピードが速かったし、いいパフォーマンスにしていた。ダブルボランチにしたのは相手を見て判断した。非常にいい経験ができた」と話した。敗戦とはなったものの、現在J1リーグ戦で2位につける横浜のサッカーはプレミア王者にも確かなインパクトを与えていた。