名古屋グランパスがガンバ大阪に完勝し、8年ぶり2度目の優勝を飾った。今夏に初優勝した日本クラブユース選手権に続く日本一。

立ち上がりこそ攻め込まれた名古屋だが、前半途中にMF榊原杏太(18)が自身が得たPKを決めて先制すると、FW村上千歩(ゆきと、18)が追加点。前半を終えて2-0として優位に進めた。後半は一進一退となったが、終了間際にDF牛沢健(18)らのゴールで2点を加えた。

準決勝を終えた時点で6ゴールで得点王ランク1位タイだった村上は、この試合の得点で7ゴールとして単独得点王になった。

史上最多優勝回数を更新する11年ぶり5度目の日本一を狙ったG大阪は、前半開始からパスワークで敵陣に攻め込んだが、最後の精度を欠いた。前半にFW大谷優斗(18)のシュートがクロスバーに直撃するなど不運もあった。