サッカー日本代表として4度のワールドカップ(W杯)を経験し、19年1月に引退した楢崎正剛氏(43)が、GKの育成をオンライン講座で開始した。3月1日に有料配信がスタートした。

現在、J1名古屋グランパスでクラブスペシャルフェロー兼アカデミーダイレクター補佐、アカデミーGKコーチとして、下部組織で若きGKの育成に励んでいる。

楢崎氏は世界最高峰のW杯も含め、日本代表として国際Aマッチ77試合に出場。さらに、今季のJ1開幕戦でガンバ大阪のMF遠藤保仁に並ばれたが、史上最多のJ1通算最多631試合出場という圧倒的な経験を誇る。

経験がものをいうGK。24年もの現役生活で培った、その全てを日本のGKのレベルアップに注ぐべく、今回のオンライン講座で還元する。

映像を使い、自分の言葉で解説。映像を見ながら言葉に落とし込み、経験と理論をしっかり体系化し伝える新たな指導となっている。

これは『WHITE BOARD』が開始したトップ指導者と現役アスリートによるオンライン講習会『WHITE BOARD ACADEMY』で、1回目の講師を務めて実現。「守護神=準備のチカラ」~GK専門講座~」と題し、全3回、計4時間半ほどの貴重な“指導”が配信される。

楢崎氏はインスタグラムでも「僕の講習会が公開されました。自分のプレーを見ながら、その時自分がどういうことを考えてプレーの選択をしてきたのかを伝えることは、なかなか今までなかったことで、とても嬉しく思います」「このホワイトボードが、皆さんが少しでもGKを知る上での助けになれればと」などとコメントしている。

詳細は公式サイト(https://whiteboard-academy.com/)参照。