コンサドーレ札幌MF宮沢裕樹主将(30)が、全勝でのホーム凱旋(がいせん)を誓った。

18日、札幌・宮の沢での練習後にオンライン取材に応じ「アウェーが続くのはしょうがない。難しいゲームになると思うけど、全勝で戻ってくる気持ちでやりたい」と息巻いた。リーグ再開初戦の7月4日横浜FC戦(ニッパツ)から、敵地4連戦を無敗で駆け抜ける。

黒星開幕となった2月22日柏戦から仕切り直しの一戦に向け、1日から始まった全体練習は強度も上昇してきた。「コンディションが上がってきてイージーなミスも少なくなってきている」。19日には関東遠征前最後の紅白戦が行われる予定で「試合を想定してトレーニングしていければ」と実戦感覚を取り戻していく。

ホーム開幕は当初の予定から4カ月遅れとなる7月22日東京戦(札幌ドーム)。観客を入れた開催になる可能性もある。それまでは鹿島、湘南、仙台とJ1では負け越している相手との対戦が続くが「自分たちが良いプレーをすればどこのチームとも戦える」。リーグ再開へ、主将の言葉にも熱がこもってきた。【浅水友輝】