北海道コンサドーレ札幌は18日、FW鈴木武蔵(26)のベルギー1部ベールスホットへの完全移籍を発表した。

14日夜に渡欧し、メディカルチェックを受けて正式契約に至った。長崎から加入した昨季はリーグ戦33試合に出場し、自己最多13得点をマーク。今季も4試合5得点でチームのエースとして活躍していた。昨年3月には初めて日本代表入りし、コロンビア戦で代表デビューを果たすと、同12月の東アジアE-1選手権中国戦で初ゴールを決め、日本屈指のストライカーに成長した。

鈴木はクラブを通じ、札幌サポーターへ「北海道では1年半という間でしたけれど、札幌ドームの雰囲気だったりアウェイでの声援だったり、すごく僕の力になりました。海外にチャレンジできるのもコンサドーレのサポーターの皆さんがあってこそだと思っています」と感謝。「本当に北海道を代表する気持ちで海外にチャレンジして、すぐに帰って来ないように、向こうでさらに皆さんの耳に僕の活躍が入るように頑張ってきたいと思います」と活躍を誓った。クラブから欧州1部リーグへの移籍は史上初。