セレッソ大阪がMF清武弘嗣(30)の1ゴール1アシストの活躍でベガルタ仙台を2-1で下し、2位を死守した。前半19分にMF坂元のパスから先制ゴール。1-1の後半15分には逆に坂元の決勝ゴールをアシストした。この日は日本代表、そしてドイツでも同時期にプレーした鹿島DF内田の引退試合が行われていた。「一番つらい時期にそばにいてくれた存在」という盟友への惜別ゴールとなった。
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特別な思いを胸に秘めた清武が勝利に導いた。前半19分に先制ゴールを決め、1-1の後半15分には坂元の決勝ゴールをアシストした。気迫に満ちたプレーで川崎フロンターレに2-5と惨敗した前節の悪夢を振り払った。
遠く離れたカシマでは日本代表、そしてドイツでも同時期にプレーした鹿島DF内田の現役最後の試合が行われていた。「正直、引退を知った時は寂しかった。ドイツでも代表でも支えてくれた存在。連絡をした時、『キヨは頑張れ』と言ってくれた。そのスタートの試合で気持ちが入っていた」という思いを伝えた。
内田の引退が報道で伝えられた後、清武は自身のツイッターに投稿した。「俺の心の支えでした。思い出ありまくりです。感謝」
お互いケガに苦しみ、慣れないドイツでもがいた。厳しい時に支えられ、今があるからこそ「感謝」を口にする。「(内田の思いを継ぎ)これからJリーグを引っ張っていけるような存在になりたい」と言った。
チームは2位を死守した。「(川崎F戦は)力の差を感じた。もう1回引き締めて戦えたゲーム」という清武が内田への惜別の思いも含めてけん引し、負けられない一戦をものにした。【実藤健一】
▽決勝ゴールのC大阪MF坂元「キヨくん(清武)からいいボールがきた。自分でもホームで早くゴールを決めたい思いがあったので、素直にうれしかった」



