J1清水エスパルスが連敗に終止符を打つ。15日は静岡市内で約1時間半の調整。16日のアウェー横浜F・マリノス戦(日産ス、午後7時30分)に備えた。12日の前節鹿島戦(1●2)で敗れ、24年ぶりの6連敗。当時記録したクラブワースト7連敗にあと1敗と迫っている。

連続失点が試合運びを難しくしている。6連敗中は20失点。最終スコアに関係なく、6試合全てで、一時2点以上のリードを許す展開を強いられている。そのうち4試合が1点差負け。反撃の火を絶やさぬためにも、MF河井陽介(31)は「1失点で落ち込む必要はない。次の失点を食い止めることの方が重要」と強調。最少失点に抑えることが、連敗脱出の鍵となる。

先月19日の横浜戦(3●4)から連敗している。リベンジに向けて河井は「勝負の肝となる場面で、プレーの選択を間違わないこと」と話す。泥沼から抜け出してみせる。【古地真隆】