北海道コンサドーレ札幌は13日、札幌・宮の沢で、アウェー名古屋戦(14日、パロ瑞穂)へ向けて練習を行った。

前節湘南戦で5試合ぶり白星を挙げ、今季2度目の連勝がかかる。ミハイロ・ペトロビッチ監督(62)は何度も笑顔を見せながら「我々の雰囲気は悪くない」とご機嫌に敵地へ移動した。

中3日でも、スタメンは固定するとみられる。育成を視野に入れた若手の積極的な起用を継続。湘南戦は大卒ルーキーMF金子の2ゴールで逆転勝ちし、結果も伴っている。指揮官は「結果が出ないなかでも自分を信じて貫き、勝利できたことは前向き。自信を取り戻した」。手応えをつかみ始めたサッカーで、2連勝中で5位につける相手にぶつかる。

名古屋との前回対戦はホームでスコアレスドロー。だが内容では上回っており、「自分たちがしっかりやるべきことを頭に入れて、前期対戦したような戦いをしてほしい」と願っている。【保坂果那】