J2アルビレックス新潟は28日、道路交通法違反(酒気帯び運転)で書類送検され、19日付で契約解除されたフォビオ(23)とマンジー(32)の刑事処分が決定したことを明らかにした。

新潟区検察庁の取調べを経て、ファビオは罰金刑、ファビオの運転する車に同乗し、酒気帯び運転ほう助の疑いで取り調べを受けていたマンジーは起訴猶予処分になった。

9月16日にファビオ、マンジーら選手3人、スタッフ1人が新潟市内で飲酒。日付の変わった深夜にフォビオが自家用車で帰宅途中、新潟県警の交通取り締まりを受け、酒気帯び運転が発覚。ファビオの証言で、取り締まりを受ける前にマンジーが同乗していたことも分かった。是永大輔社長、玉乃淳GM、アルベルト監督は17日に事態を把握したが、クラブからJリーグへ報告があったのは10月13日と約1カ月後だった。

19日の会見で、是永大輔社長は12月31日まで100%の減俸。玉乃淳GMはけん責で、年末まで報酬を自主返納するとした処分が発表されていた。