北海道コンサドーレ札幌DF石川直樹(35)がチームの上げ潮ムードを持続させる。

Jリーグ24戦目での対川崎F戦初白星から一夜明けた4日、札幌・宮の沢で軽めの練習を行った。好ムードのなかで残り7戦を戦うチームにおいて「練習からピリッとしたムードをつくっていくことを、1カ月半やらないといけない」と自身の役割を語った。

7月のリーグ再開前に痛めた右足首の影響で、川崎F戦が27試合目で今季初出場となった。後半44分からの途中出場でボールを触れる場面はなかったが「びっくりするぐらい緊張した。いろいろ考えながらチームのためにできた」。昨年ルヴァン杯決勝でPK戦を外すなど自身にとっても因縁のある相手に2-0で快勝。「やっとチームが『これを僕たちが見せたかったんだ』というものを証明できた。この勝利は自信になる」と話した。

連勝を狙う11日の敵地東京戦を含む残り7戦へ、「この緊張感をあと7試合で持続させる」と気を引き締めた。