元日本代表FW高原直泰(41)が代表を務める沖縄SV(九州=沖縄県)が、FC刈谷(東海=愛知県)に0-1で敗れ、来季のJFL昇格を逃した。

1勝1分1敗の勝ち点4でグループBで3位に終わり、決勝ラウンド(11月19日~24日、千葉・ゼットエーオリプリスタジアム)への進出はならなかった。

1次ラウンド2試合で3得点と絶好調の高原は、3試合連続で先発出場。最前線で体を張り、懸命にゴールを目指したが、相手の守備を崩せず。試合終了のホイッスルに両手をひざに当ててがっくりとうなだれた。

昨年に続く全国地域チャンピオンズリーグ進出を果たしたが、今回も再び1次ラウンドの壁を破れず。2試合目でのブリオベッカ浦安(関東=千葉県)戦で、ロスタイムに追いつかれて2-2で引き分けたのが響いた。

なお、決勝ラウンドにはグループA1位の栃木シティFC(関東=栃木県)、グループB1のFC刈谷、グループC1位のFC TIAMO枚方(関西=大阪府)に、各組2位で最上位だったグループAの北海道十勝スカイアース(北海道)の4チームが進出。上位2チームに与えられるJFL昇格の権利をかけて戦う。