北海道コンサドーレ札幌はセレッソ大阪に1-3で敗れ、今季ホーム最終戦を勝利で飾れなかった。前半40分に先制を許し、0-2の後半20分に2試合ぶり復帰のFWジェイ(38)がヘディングで1点をもぎ取り反撃態勢に入るも、同35分に3点目を取られ屈した。マンツーマンでハイプレスに取り組む今季の守備面の甘さが出た試合となり、来季への課題がはっきりした。

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試合後、ホーム最終戦のセレモニーが行われた。左足の手術を受けて松葉づえ姿のMF荒野らベンチ外だった選手も登場し、サポーターへの感謝を示すサンクスウオーキングでピッチを1周した。野々村芳和社長(48)がマイクの前に立ち「(コロナ禍で)どこのクラブも一緒だが、経営的には相当厳しいけど、僕らで何とかするので心配しないでください」とあいさつ。サポーターを安心させていた。