ジュビロ磐田は0-2でギラヴァンツ北九州に敗れ、2試合ぶりの黒星となった。

0-0で迎えた後半6分、CKから先制点を献上。同17分にも追加点を許した。頼みの攻撃陣はチャンスを決めきれず、12試合ぶりの無得点。鈴木政一監督(65)は「90分間、自分たちのサッカーができずに残念な結果になった」と力なく話した。

エースも本調子ではなかった。後半8分からFW小川航基(23)が途中出場。11月上旬に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けて離脱していた点取り屋は、10試合ぶりの出場となった。「僕のせいでいろんな人に迷惑をかけてしまった」。名誉挽回の思いで臨んだが、同13分のゴール前でのチャンスではシュートを止められた。復帰戦を勝利で飾れず「申し訳ない気持ち」。残り2試合に向けては「最後まで全力で戦いたい」と、気持ちを切り替えた。