川崎フロンターレは14日、19年度からスポンサーを務めてきたアンカー・ジャパンが、21年度からトップパートナーに就任することを発表した。

20年シーズン限りで現役を引退した中村憲剛さん(40)は、アンカー特別アンバサダーとして活動する。オンライン会見に登壇した中村さんは「引退後初めての仕事。全力で頑張りたい。ずっとみなさんに応援される側だったけど、今年からは応援する側、いちサポーターになる。僕自身もフロンターレに熱い応援をしたい」と、新たな1歩を踏み出した。

同社はスマートデバイス周辺機器を扱う会社で、今後は選手やスタッフ、U-18の選手を対象に、物品提供で快適な生活をサポートしていく。中村さんは現役時代から同社の製品を愛用していたといい、「昨季は特にリモートでのミーティングや取材が多く、スピーカーを使用していた。リハビリ中はスピーカーで音楽を聞いてモチベーションを上げていた」と明かした。