北海道コンサドーレ札幌の高卒新人FW中島大嘉(18)が、デビュー戦の経験をステップアップにつなげる。

11日、今季初めて札幌・宮の沢で行われたチーム練習に参加し「J1のレベルは高いなというのと、その中でもやれることはあると感じた。(プロ)1年目で圧倒して、1年目ということを忘れさせられるような活躍をしたい」と話した。前日10日広島戦でリーグ戦デビューした18歳は気持ちを新たにした。

約2カ月のキャンプ生活で道外の方が長く滞在していたはずだが、中島は「帰ってきたなって安心感も少しあります」と笑った。広島戦は後半途中出場で23分プレー。シュートこそ0本に終わったが、背後やクロスへの動き出しは「何回か自分の中では良いのがあった」。だからこそ「ベースとなる球際のところや、後ろ向きでボールを収めることを高めないといけない」と課題を掲げた。

13日に予定されていたG大阪戦が中止となった。一時的に過密日程は解消されたが、中島は「チャンスが1試合なくなった。連戦でも連戦じゃなくても出られるように頑張りたい」と力を込めた。【浅水友輝】