北海道コンサドーレ札幌は9日、立正大MF田中宏武(ひろむ、21)の来季加入内定を発表した。

田中はサイドを主戦とする快足ドリブラーで、チャンスメークできるプレーが持ち味。3月中旬に札幌市内での練習に参加し、クラブの評価は高かった。3月28日Jエリートリーグ浦和戦(大原)にも札幌の選手として出場していた。ベガルタ仙台MF田中渉(20)は弟。

クラブを通じ「北海道コンサドーレ札幌というとても魅力的な素晴らしいクラブで、プロサッカー選手としてのキャリアをスタートできることをとても嬉しく思います」とはじめ、「1番のライバルであり弟でもあるベガルタ仙台の田中渉とJリーグという同じ舞台に立つことができることを誇りに思います」と喜びのコメント。

小学3年生でサッカーを始めてからこれまで応援してもらった家族や友人、チームメート、指導者への感謝の思いをつづり、「現状に満足することなくまずはここまで人間的に大きく成長させてくれた立正大学でしっかり戦います。そして北海道コンサドーレ札幌で1日でも早くチームの勝利に貢献してファン、サポーターの皆様に応援していただけるような選手になっていきます」と誓った。