ヴィッセル神戸FW古橋亨梧(26)の“快足”が止まらない。サンフレッチェ広島戦で2得点を挙げ、直近リーグ戦7試合で8得点。得点ランキングでトップに並んだ。

前半11分、MF山口蛍(30)からのロングボールを、ディフェンスに倒されながらもゴール左隅へ押し込んだ。「(山口)蛍さんからいい形で裏に(パスが)来て相手の前に入れて、枠に入ってよかった」。

続く同25分にはMFセルジ・サンペール(26)のパスに合わせて裏へ抜け出し、右足を振り抜き2点目を記録。「(サンペールに)タイミングを合わせて、いい形でパスをくれて、枠に入って気持ちよかった」と話すも「ハットトリック(を達成)しないといけない」と、ゴールに貪欲な姿勢を示した。

川崎FのFWレアンドロ・ダミアン、札幌のFWアンデルソン・ロペスに並ぶトップタイの9得点。だが「まだ並んだだけ。追い越して離していくために、少ないチャンスをものにする」と上だけを見る。