J1清水エスパルスが今度こそ、今季リーグ戦ホーム初勝利をつかむ。

14日は静岡市内で最終調整。15日の名古屋戦(アイスタ、午後2時)に備えた。直近リーグ7戦勝ちなし(4分け3敗)で、課題は13試合で11得点の攻撃力だ。右サイドバックでの起用が濃厚なDFエウシーニョ(31)は「ラストパスやシュートの精度を欠いている。FWへ良いクロスを届けたい」と話した。名古屋は、リーグ16試合中11試合で無失点。相手の堅守を破るべく「足を止めずにスペースを生みだし、突いていきたい」と意気込んだ。

頼れる背番号10が戻ってくる。右膝の負傷で戦列を離れていたFWカルリーニョス・ジュニオ(26)について、ロティーナ監督(63)は「確実に名古屋戦のメンバーへ入る」と明言。7試合ぶりの復帰が決定的となった。リーグ2位の強豪を下し、反転攻勢の足掛かりにするつもりだ。【古地真隆】