清水エスパルスは2-2で徳島ヴォルティスに引き分けた。

2試合連続ゴールを決めたDF原輝綺(22)が、全得点に絡む活躍。今季初の連勝こそ逃したが、リーグ4戦負けなし(2勝2分け)となった。

数少ないチャンスを得点につなげた。前半2分、エリア内の混戦から原の右足ボレーで先制点。幸先よくリードを奪った。同14分に同点とされるも、5分後に原の右クロスがオウンゴールを誘発。再びリードを奪った。

だが、多くの時間帯で徳島に主導権を握られる展開が続いた。後半42分、耐えきれずに同点ゴールを被弾。勝ち点3が目前でこぼれ落ちた。ロティーナ監督(64)は「相手が支配する展開が続いた。引き分けは妥当な結果だった」と冷静に話した。それでも、敵地で最低限の結果を手にした。

次節は17日、首位を独走する川崎Fと対戦(アイスタ、午後6時半)する。真価が問われる一戦となる。