J1清水MF西沢健太(25)とMF原輝綺(23)が17日、静岡市清水区内で行われた啓発イベント「人権サッカー教室」に参加した。人権擁護委員による人権教室の後、2選手は市内の小学3~6年の児童40人にサッカーを指導。西沢は児童らにシュートの蹴り方を教え、「久しぶりに子どもたちに教えて、すごく楽しそうにやってくれて良かった」と笑顔を見せた。指導を受けた下山蓮斗さん(由比小4年)は「サッカー選手に会えて、いい経験になった。分かりやすく教えてもらって、シュートを強く蹴ることができた」と納得した様子だった。

原は人権について「発言には気をつけるようにしている。リーグの選手は多国籍。より大事なこと」と話した。J1残留争いを続けるチームについては「(残り試合で)勝ち点3を重ねられるよう、みんなで頑張りたい」と決意を新たにした。【倉橋徹也】