横浜F・マリノスは何と8-0で、FC東京に大勝し、今季の3位以内を確定させた。1試合8得点はクラブ最多得点記録タイ(3回目)で、うち完封勝利は初めて。W杯アジア最終予選ベトナム戦(11日、ハノイ)とオマーン戦(16日、マスカット)に臨む日本代表に選出されたFW前田大然(24)は、今季2度目のハットトリックを達成した。

前半10分、FW前田がスピードに乗って高い位置でボールを奪うと、勢いそのままエリア内まで運んでシュート。相手GKに止められたが、こぼれ球を拾って冷静に先制点を決めた。

前半21分にはFWマルコス・ジュニオールがPKで追加点を奪い、直後の24分には相手クリアのこぼれ球に詰めていたDF小池が3点目を決めた。前半41分にはこの日2本目のPKを獲得し、これを前田が決めて今季20点の大台に乗せた。

FC東京は2本目のPKを与えた場面で、DF森重が2枚目のイエローカードにより退場に。数的優位に立った横浜は、後半も攻め立てた。

開始3分、DFティーラトンの左クロスにFW前田がヘディングで合わせて、チームの5点目を決めた。8月15日の大分戦以来となる今季2度目のハットトリックで、得点ランキングでも2位に4点差をつけて独走状態に入った。

後半24分にはDF小池がこの日2点目を決めた。39分にはオウンゴール、41分にはMF水沼の得点で、8-0と大差を付けた。