京都サンガの曹貴裁(チョウ・キジェ)監督(52)が、12年ぶりのJ1復帰へ王手を懸けた試合後、前日13日に関東大学1部で12年ぶりの優勝を決めた流通経大に、熱いお祝いメッセージを送った。同監督は昨年、流通経大でコーチを務めていた。

最初にDAZNのインタビューでこの日の勝利を振り返った後、自らが切り出して「あの…それと最後に昨日、流通経済大学が12年ぶりに関東1部リーグを優勝して、この場で言うことは、ふさわしくないかもしれないですが、僕はあの大学に本当に救われたし感謝しているので、この場をお借りして、監督始め、みなさんにおめでとうと言いたいです。彼らが優勝してくれたから今日の勝利がきたと思う。我々も彼らに続けるように頑張っていきたいです。本当におめでとうございました」とコメントした。

その後の公式会見でも「最後の優勝のホイッスルを聞いて喜び合っている姿を見て感動した。この場をお借りして、僕が感謝しても感謝しきれない」などと話した。

曹監督は湘南ベルマーレ監督時代の19年、選手やスタッフにパワハラ行為をしたとして指揮官の座を退くことになり、プロで監督する資格のS級コーチライセンスの1年間停止処分に。その状況で20年3月、当時2部の流通経大にコーチとして招き入れられていた。

J2順位表はコチラ―>