サッカーのSHIBUYA CITY FCは1日、元日本代表でDFとして同クラブで3季プレーした元日本代表DF阿部翔平(38)と、新たに選手兼任監督として契約したと発表した。

シブヤは東京都社会人1部で、J1から数え7つ目のカテゴリーで戦い、今季は7位だった。「渋谷から世界で最もワクワクするフットボールクラブをつくる」というコンセプトの都市型クラブ。

阿部はJ1の名古屋グランパスで2010年にリーグ制覇を果たすなど、左サイドバックの不動のレギュラーとして活躍した。その後、ヴァンフォーレ甲府などでプレー。J1通算317試合3得点の実績とともに、日本代表への招集歴もある。

クラブを通じ「2022シーズン選手兼任監督として契約更新させていただきました。今まで経験したことのない新たな挑戦ですが、心はワクワクしています。今季、目標に掲げて叶わなかった『昇格』を来シーズンは果たすことと、SHIBUYA CITY FCらしさをピッチや僕らのホームタウン「渋谷」で存分に表現できる環境を作っていきたいと思っています。皆様、これからのSHIBUYA CITY FCに大きな期待と応援をよろしくお願いします!」とコメントした。

2010年の名古屋のJ1優勝メンバーでは、JFLのティアモ枚方の小川佳純監督に続く、監督就任となる。