J1清水エスパルスの山室晋也社長(61)らが6日、静岡市役所を訪れ、田辺信宏市長(60)を表敬訪問した。

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平岡宏章監督(52)、GK権田修一(32)も出席してシーズンの終了を報告。最終節で来季のJ1残留を決めたものの、14位に終わった1年を振り返り、同社長は「期待を裏切る結果となり、申し訳なかった」と話した。

今季はロティーナ前監督(64)を迎え、積極的な補強にも踏み切った。だが、成績が振るわずに途中解任。浮上のきっかけをつかめなかった。それでも、平岡監督の就任後は持ち直し、最後の3試合を3連勝で締めくくった。指揮官は「来シーズン、強いエスパルスを取り戻すためにやっていく」と誓った。今季加入した権田は「こんなにも、サッカーが生活に溶け込んでいる街は初めて」と印象を語った。田辺市長は「来季の飛躍を期待しています」と激励した。【古地真隆】